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補装具費支給制度とは?車椅子・電動車椅子の支給基準と申請方法を解説

補装具費支給制度のイメージ|自走式・介助式・電動車椅子と障害者手帳 補装具費支給制度

電動車椅子や車椅子を調べていると、「補装具費支給制度」という言葉を目にすることがあります。

ただ、制度の説明は難しく、「自分は対象になるの?」「自己負担はいくら?」「電動車椅子って判定が厳しいの?」と不安になる方も多い制度です。

特に電動車椅子は高額になることもあり、機種によっては100万円〜200万円近くになるケースもあります。

この記事では、補装具費支給制度の基本から、車椅子・電動車椅子の対象範囲、申請の流れ、実際に感じた不安や現実までを、実体験も交えながら分かりやすく整理します。

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補装具費支給制度とは?

補装具費支給制度とは、障害のある方の日常生活や社会参加を支えるために、必要な補装具(車椅子・電動車椅子など)の購入費を支給する制度です。

対象になるのは車椅子だけではなく、義肢・補聴器・座位保持装置など、身体機能を補うために必要と判断された補装具です。

利用者は原則1割負担で作成・購入でき、残りは公費で支給されます。
ただし、所得状況によって自己負担上限が設けられている場合もあります。

申請には、市区町村への相談や医師の意見書、必要に応じて更生相談所での判定などが必要になります。

そのため、「欲しいからすぐ買える制度」というよりも、生活に本当に必要かどうかを確認しながら進める制度というイメージに近いかもしれません。

項目 内容
制度名 補装具費支給制度
対象 身体障害者手帳など
対象品 車椅子・電動車椅子など
自己負担 原則1割
窓口 市区町村

車椅子の補助制度や自己負担については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
障害者手帳で車椅子は補助される?自己負担額と申請方法を解説

補装具費支給制度の対象になる車椅子とは?

補装具費支給制度では、身体状況や生活環境に応じて、さまざまな種類の車椅子が対象になります。

代表的な種類は以下のとおりです。

種類 特徴
自走式車椅子 利用者自身が車輪を操作して移動する
介助式車椅子 介助者が押して移動する
ティルト・リクライニング式 姿勢保持や長時間座位をサポート
電動車椅子 ジョイスティックなどで電動走行する

ただし、「高性能だから支給される」というわけではなく、その人の身体機能や生活に本当に必要かどうかが重視されます。

自走式車椅子とは?

自走式車椅子は、自分でハンドリムを操作して移動するタイプの車椅子です。

上半身の力が必要になりますが、自分のタイミングで移動しやすい特徴があります。

一方で、長距離移動や坂道では負担が大きくなることもあります。

自走式と介助式の違いや選び方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
自走式車椅子とは?介助式との違いや選び方をわかりやすく解説

介助式車椅子とは?

介助式車椅子は、介助者が押して移動することを前提に作られた車椅子です。

自走式よりコンパクトなものも多く、持ち運びしやすいメリットがあります。

ただし、利用者本人だけで自由に移動することは難しいため、生活スタイルによって向き・不向きがあります。

介助式車椅子の特徴や、自走式との違いについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
介助式車椅子とは?自走式との違いと後悔しない選び方【幅・奥行きも解説】

ティルト・リクライニング車椅子とは?

長時間座位が難しい場合や、姿勢保持が必要な場合に使われるのがティルト・リクライニング機能付き車椅子です。

見た目は似ていますが、身体への負担や角度の変化には大きな違いがあります。

みかみ
みかみ
ティルトとリクライニングは似て見えますが、実際に使うと身体の支え方がかなり違います。

特に体幹が弱い場合は、少し角度が変わるだけでも疲労感や安定感が大きく変わることがあります。

ティルトとリクライニングの違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
ティルトとリクライニング車椅子の違いは?デメリット・向いている人を解説

電動車椅子とは?

電動車椅子は、ジョイスティックなどを使って電動で移動する車椅子です。

長距離移動や坂道での負担軽減につながる一方で、サイズが大きくなることも多く、生活動線への影響もあります。

実際に使うと、「運転できるか」だけではなく、ベッドへ移ったあとの置き場所や充電スペースの確保など、“家の中の問題”も大きいと感じました。

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電動車椅子の特徴やメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
電動車椅子のメリット・デメリット|自走式・簡易電動との違いを比較

また、補装具費支給制度での対象条件や申請方法については、こちらの記事をご覧ください。
電動車椅子は補助される?自己負担・条件・申請方法を解説

電動車椅子の判定とは?「試験」ではないということ

電動車椅子の場合、更生相談所などで判定が行われるケースがあります。

ただ、初めて申請する方の中には、「試験みたいなことをするのでは?」と強い不安を感じる方も少なくありません。

みかみ
みかみ
私自身、自走式車椅子のときは「必要だから使う」という感覚で、制度への不安はほとんどありませんでした。
ですが、電動車椅子になると一気に「制度を通るのか」「本当に必要と認められるのか」という不安が大きくなりました。

実際には、操作能力だけではなく、生活状況・身体機能・安全性などを含めて総合的に判断されます。

18歳以上の申請の流れや、更生相談所判定については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【18歳以上】補装具費支給申請の流れ|更生相談所判定から支給決定まで完全解説

電動車椅子はなぜ高額なのか?

車椅子は「椅子」という名前ですが、実際には“移動するための身体の一部”に近い感覚があります。

さらに電動車椅子は、その人の身体に合わせて細かくフィッティングしていくため、私は「身体に合わせる車」に近い感覚だと思っています。

そう考えると高額ではあるものの、単純に「高い商品」というだけではないことも少し分かる気がしました。

みかみ
みかみ
車椅子は、私にとって身体の一部です。
人混みで車椅子にぶつかられたとき、相手は「物に当たった」感覚かもしれません。
でも私は、その振動で自分の身体に直接ぶつかられたように感じます。
種類 基準価格の目安
簡易型(アシスト式) 約15〜21万円
普通型電動車椅子 約31〜33万円
電動リクライニング式 約44万円
電動ティルト式 約58万円
電動リフト式 約72万円
リクライニング・ティルト併用式 100万円超

私は体幹や上肢の機能が弱く、座面の高さやテーブルとの位置関係がとても重要です。
数センチ違うだけで、「できる」「できない」が変わることもあります。

そのため、座面昇降機能のある海外製電動車椅子(ペルモビールなど)に魅力を感じたこともありました。

みかみ
みかみ
実際に補装具屋さんへ相談すると、私が希望した仕様では200万円近い見積もりになっていて、本当に驚きました。

電動車椅子メーカーの特徴や価格帯については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
電動車椅子メーカー一覧と比較|人気メーカーの特徴・価格帯・選び方を解説

レンタルはできる?介護保険との違い

「まずレンタルして試したい」と考える方も多いですが、補装具費支給制度では基本的に“購入”が前提になります。

介護保険ではレンタルが中心ですが、補装具費支給制度は“その人の身体に合わせて作成する”考え方が強いためです。

みかみ
みかみ
私も「1か月ずつ色々レンタルして試せたらいいのに」と思ったことがあります。

ですが、実際には電動車椅子はオーダーメイドに近く、レンタル前提ではないという現実がありました。

ただし、成長期の子どもや、障害の進行によって短期間で身体状況が変わる場合など、一部では「借受け(レンタル)」が認められるケースもあります。

介護保険との違いや、補助金・自己負担については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
車椅子の補助金はいくら?申請方法と自己負担・介護保険との違いを解説

よくある質問

電動車椅子は必ず補装具費支給制度の対象になりますか?

必ず支給されるわけではありません。身体状況や生活環境、必要性などを総合的に判断して決定されます。

補装具費支給制度の自己負担はいくらですか?

原則として1割負担ですが、所得状況によって月額上限や自己負担0円になる場合もあります。

電動車椅子はレンタルできますか?

補装具費支給制度では原則「購入」が基本です。ただし、成長期の子どもや障害進行など、一部条件では借受け(レンタル)が認められる場合があります。

電動車椅子の判定はどんなことをしますか?

操作能力だけではなく、身体機能や生活状況、安全性などを含めて総合的に確認されます。

まとめ

補装具費支給制度は、車椅子や電動車椅子を必要とする人の生活を支える重要な制度です。

ただし、制度の内容や判定の流れは複雑で、初めて申請する場合は不安を感じることも少なくありません。

特に電動車椅子は、価格・操作性・身体とのフィット感・生活動線まで含めて考える必要があります。

だからこそ、「制度が使えるか」だけではなく、「自分の生活に本当に合うか」を含めて考えていくことが大切です。

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