東京2020パラリンピック競技大会でメダルを目指す財満いずみという、ひと際小柄な車椅子バスケの人気選手がいます。
そんな財満いずみさんのプロフィールをwiki風に生い立ちをまとめてみました。
財満いずみさんが車椅子バスケと出会うまでのいきさつやきっかけを紹介します。
そして、障害者で車椅子でもバスケットボール女子日本代表メンバー候補者になった人気の秘訣を解説します。
財満いずみさんのwiki風プロフィール!
財満いずみ(ざいま いずみ、1996年12月4日-)さんのプロフィール。
山口県防府市出身の女子車椅子バスケットボール選手。
愛称は「いず」よ呼ばれて親しまれています。
財満いずみさんのクラスポイントは1.0点(最重度障害)、ポジションはガード。
東北初の女子車椅子バスケチームの「SCRATCH:スクラッチ」所属。
中学2年生から車椅子バスケを始めて、17歳の時に日本代表としてデビューしました。
財満いずみさんと車椅子バスケ
財満いずみさんが車椅子バスケと出会うまでの幼少期を紹介します。
自然に恵まれた山口県防府市に生まれ、生まれつき背骨が曲がっている側弯症を患っていました。
小学校5年の頃、このままでは側弯で肺が押しつぶされていることがわかり、矯正するために14時間に及ぶ手術を受けます。
しかし手術で脊髄に血が溜まって神経を圧迫したことが原因で、下肢の運動機能が失われ、自力で歩くことができなくなってしまったのです。
財満さんは、車椅子生活を余儀なくされた自分を、なかなか受け入れることのできない絶望の中・・・
母から読んだらいいよと渡されたのが、井上雄彦氏の車椅子バスケを題材にした漫画「リアル」であった。
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漫画「リアル」では、骨肉腫によって右足を切断した主人公が、挫折や困難と闘うながら前に進もうとする車椅子バスケの物語です。
財満いずみも、読んでいくうちに自分と主人公が同じような環境に置かれているストーリーに、ドッポリはまり込んだそう。
障害者でも行うことのできるスポーツとして車椅子バスケを知り興味を持ちはじめるきっかけとなるのです。
自分も車椅子で車椅子バスケをやりたいと思い、中学2年の時に地元の男子チーム「山口オーシャンズ」の練習に参加します。
これが財満いずみさんの車いすバスケとの出会いになります。
両親に車で練習場へ送迎してもらい、高校生になる頃には、女子車椅子バスケの強化指定選手に選ばれ、17歳の頃には日本代表の合宿や遠征にも召集されるほどの選手に成長しました。
車椅子バスケ女子日本代表メンバーの元気印の素は
車椅子バスケ女子も男子同様人気スポーツで日本代表メンバーは競い合いです。
財満いずみさんは、17歳で日本代表に選ばれた後は、茨城県のつくば国際大学へ進学し勉学を続けながらバスケットボールと両立。
茨城県立医療大学の健常者のバスケチーム「ROOTS」と、東北地方で唯一の女子車椅子バスケチーム「SCRATCH」にも所属することに。
2019年には大学を卒業し社会人となりましたが、持ち前の根性で何度やられてもくじけず、最後には絶対に勝つぞという折れない心を持っています。
女子車椅子バスケで結果を残し、今まで面倒を見てもらった両親に恩返ししたいという心が財満いずみさんの元気印の素となっているのです。
2019年の5月の女子U25世界選手権では、チームの主力として副キャプテンを務め、ガードのみならずシューターとしても覚醒し、高確率に得点を決めたが、惜しくも4位入賞でした。
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まとめ
財満いずみさんのプロフィールを紹介しましたが生まれつきの障害から、努力の積み重ねで日本でも屈指の車椅子バスケの選手となりました。
財満いずみ選手の車椅子バスケとのきっかけともなる出会いは、車椅子バスケを題材にした漫画「リアル(REAL)」でした。
車椅子バスケ女子日本代表メンバーの2021年に行われる東京2020パラリンピック競技大会正式メンバーにも選ばれました!
財満いずみ選手の献身的なガードとシュート力、元気いっぱいのプレーには期待大、精一杯応援しましょう。
コメント
防府出身と聞いて私も生まれも育ちも防府市なので身近に感じました。財満さん頑張れ
ナカツカキヨコさま
コメントありがとうございます。
そうなんですね!それはもう身近に感じますよね^^
オランダ戦は残念でしたが、今日のカナダ戦に勝利して勝って笑って終わって欲しいと思います!
私も一緒に応援します!
ナカツカキヨコさま、コメントありがとうございました。