車椅子の歴史と世界の市場規模と日本の違い・進化と未来を展望する

歴史・人物

怪我や病気など、何らかの理由で歩行困難になった人の、移動に使われるのが車椅子です。

現在では公共施設やスーパー、ホテルなどでも車椅子が用意されていることが多く、種類が豊富な福祉用具の代表でもある車椅子ですね。

車椅子の歴史を世界的に見るとどの時代に作られたのでしょうか。

車椅子の市場規模や日本での進化と未来の展望について紹介します。

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車椅子の歴史を世界から見る

車椅子の歴史をさかのぼると日本を飛び出して世界的に目を向けないといけません。

どこで、いつ頃生まれたかは、はっきりわかっていませんが、車輪と椅子が発明された地域から、かなり古い時期に生まれたのではないかと言われています。

世界的人気のある「三国志演義」で、西暦200年代で孔明が車輪のついた椅子を使っていたという描写があります。

しかし、最初の頃は障害者の乗り物ではなく、楽に移動する手段として健常者が使っていたようです。

身体の不自由な身体障害者や肢体不自由者の使う用具として認識されたのは、1595年のスペイン王フェリペ2世の肖像画です。

この肖像画では、召し使いに押してもらう介助型の車椅子に王が乗っている姿を見ることができます。

1650年になるとステファン・ファルファが三輪車のような車椅子を考案し、前輪をクランクで回して自走するタイプを考案しました。

その後、18世紀頃から少しずつ進化してきた車椅子は、数多くの戦争の負傷者への需要が増します。

20世紀には現在の車椅子と同じようなデザインで、後輪2輪で駆動し前輪が自在に動くキャスター方式で、かつ折りたたみの物も発明されました。

そして現代に至ります。

車椅子の市場規模は世界の需要

車椅子の市場規模は世界的にはどのくらいでしょうか。

最近は、バリアフリーも進み実際に車椅子はよく見かけますが、市場規模としてはどうなっているのでしょうか。

世界の車椅子の市場規模は、「世界の車椅子市場における成長機会」(H30)によると、2017年は46億ドル、2019年は51億ドル、2022年(予測)61億ドルです。

2017年から2022年にかけて年平均成長率5.9%で成長すると予測されています。

みかみ
みかみ

私もオーストラリアに旅行したとき、現地ホテルで車椅子を借りたのですが、座面の幅が大きく自走式車椅子でしたが日本人でも相当体格のいい人しか自分で漕ぐことはできなさそうでした。

今後は、世界的にも高齢者の増加によるホームケア、施設での使用やスポーツ部門での需要などが考えられます。

一般的な車椅子、電動車椅子、スポーツ車椅子、肥満用の車椅子など、機能的に優れた性能の車椅子が必要であり、より特化した性能の向上が期待されています。

中でも動力型(電動)車椅子は、今後大きく成長すると予想されています。

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車椅子の市場規模は日本は

車椅子の市場規模は日本では介護保険による貸与、介護施設の備え付け、病院・その他施設の備え付け、個人が購入、障害に合わせた特注品などそれぞれ分かれて流通しています。

この中では介護保険制度の枠内の流通が全体の4分の3を占めています。

矢野経済研究所の「介護福祉用具用品市場の現状と方向性2019年度版」によると、車椅子市場は2013年頃から出荷金額ベースで約230億円程度で推移しています。

しかし、団塊の世代が2025年に75歳となるので、今後は標準の車椅子以外にも多様な性能を持つ車椅子が求められる可能性があります。

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まとめ

車椅子の歴史は世界のどこからはじまったか今では分かりません。

車椅子の市場規模も世界でどのくらいあるかもなかなか調査されていないですね。

車椅子は市場規模とすれば日本は今後高齢化社会がますます加速するので大きくなるでしょう。

世界で流通している車椅子と日本で製造している車椅子には、身体の大きさの違いなど製品スペックが大きく異なるので、国際標準に合わせることは困難です。

そのため、車椅子の規格は日本独自のものとして進化していく必要性があります。

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