ピクトグラムとアイコンの違いって何でしょう。
商業施設などに行くと、駐車場の車椅子マーク、トイレマーク、エレベーターマークなど色々なマークがあり、絵として認識できるためとてもわかりやすいですよね。
ピクトグラムの特徴は、このマークのように文章ではなく、絵や記号的なもので情報や案内をするものがピクトグラムです。
ただ、最近聞き慣れてきた、アイコンとピクトグラムはどのように違い、いずれも特徴は何でしょう。
また、ピクトグラムの著作権フリーのデザインを利用して、ちょっとお洒落なオリジナルマークを作るのも楽しそうだと思いませんか。
アイコンとピクトグラムの違いや特徴、著作権フリーで作るオリジナルマークについて解説します。
ピクトグラムとアイコンの違い
ピクトグラムとは(アイコンとの違い)
絵文字や絵単語と呼ばれることが多く、何かの情報、案内、注意を促す記号のようなデザインの一つです。
例としては、よく車椅子マークと呼ばれる国際シンボルマーク、非常口、禁煙スペース、トイレ、エレベーターマークなど公共施設や商業施設、病院などの案内的なものがあります。
色は、2色で示されることが多いです。
国際シンボルマーク(車いすマーク)なら、青と白、非常口なら緑と白、といった感じです。
アイコンとは(ピクトグラムとの違い)
物を簡単な図柄や記号化して表現するものであり、機能を略したものや操作をわかりやすく図柄で表したものです。
パソコンやスマホなどで、機能に合わせてボタンのように表示されています。
色は2色とは限らず、カラフルなものも多いです。
ピクトグラムとアイコンの共通点は、文章ではなく、視覚的な図柄で表現するという点。
ピクトグラムとアイコンの大きな違いは、ピクトグラムは公共的な空間・建物などで誰が見てもわかりやすい図柄で統一されたマークであり、アイコンは屋外・屋内で見かけるマークではなく、パソコンやスマホなどの画面で機能を表すマークだということです。
ピクトグラムの特徴
ピクトグラムの特徴には、主に次のものがあります。
- デザイン・・・国籍や言語、年齢に関わらずに、わかりやすく情報を伝えることを目的としています。そのため国際的に統一されたデザインも多くあります。
- 色彩・・・2色で表すデザインが基本です。
- 設置場所・・・主に公共施設、駅、空港、病院、標識などの他に、多くの人の目につく場所に設置します。
ピクトグラムは著作権フリーのためオリジナルを作ろう
ピクトグラムで著作権フリーというのは、作成者(制作者)の著作権は放棄していないが、誰でも自由に使用してよいと許諾をしているものです。
そのため、そのピクトグラムのデザインをそのまま使用すること以外にも、商用利用や、改変してもよいものがあります。
でも規約はしっかりと読みましょうね。
ピクトグラムにも色々なデザインがあるので、気に入ったデザインを基にして、地味なデザインをカラフルなオリジナルピクトグラムにすることもできますよ。
個人的に楽しむなら、自作のお洒落なピクトグラムをプレゼントするのも良いでしょう。
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まとめ
ピクトグラムとアイコンの違いは、使用する目的や場所が違うということですね。
またピクトグラムの特徴はアイコンよりも、国際的にも誰にでもわかりやすいデザインを目指していることです。
既存のピクトグラムを利用して、オリジナルのものを作ろうとするときは、著作権フリーのデザインを参考としたほうが、トラブルを未然に防ぐ方法ですね。
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