私は24年間、車椅子を使用し、ROHO、VARILITE Solo、ケープのデュオジェルクッションを実際に使ってきました。
この記事では、3種類を使った経験とデュオジェルクッションの新旧比較写真をもとに、車椅子用クッションの選び方や、点検・交換を考えるきっかけを紹介します。
車椅子用クッションは「合う理由」を知って選ぶ
ROHOとSoloは、私の身体や当時の車椅子との組み合わせでは合いませんでした。現在はデュオジェルクッションを使用していますが、同じクッションがすべての人に合うわけではありません。
大切なのは、価格や人気だけで選ぶのではなく、自分の身体や姿勢、車椅子、生活に合っている理由を知っておくことです。
車椅子用クッションを選ぶときの確認ポイント
クッションは、身体に合うことだけでなく、車椅子の寸法や使う場面、調整・管理のしやすさまで含めて選ぶ必要があります。
身体と座位に合っているか
座ったときに臀部や座骨周辺へ痛みや違和感が出ないか、骨盤や体幹が安定するか、前滑りや左右の傾きが強くならないかを確認します。
感覚が少ない・ない場合は、本人の感覚だけでは判断しにくいため、家族や介助者、専門職が皮膚の赤みや圧迫の跡、姿勢の崩れ、衣服のしわなども確認します。
車椅子の座幅・奥行き・高さに合っているか
クッションの幅や奥行きが、車椅子の座面に合っているかを確認します。座面より大きなクッションを無理に押し込むと、クッションが本来の形を保てないことがあります。
また、クッションの厚みが変わると座る位置も変わり、フットサポート、アームサポート、背もたれ、ハンドリムとの位置関係にも影響します。
私はOXのセミオーダー車椅子とROHOを同時に選びました。しかし、車椅子本体とROHOが交付されて実際に合わせてみると、OXの座幅がROHOより狭く、無理に押し込んでも座面にはきれいに収まりませんでした。

クッションは、車椅子との寸法の組み合わせまで確認することが大切です。
生活と管理方法に合っているか
クッションによっては、空気量の調整や定期的な状態確認が必要です。本人や家族、介助者が無理なく調整や管理を続けられるかも確認しておきます。
車椅子だけでなく車の座席などでも使う場合は、使用する場所ごとに座面の広さや姿勢が変わることも考えて選びます。
普段使う車椅子で試用できるか
可能であれば、普段使っている車椅子にクッションを載せ、実際に座って確認します。クッションだけを試すのではなく、車椅子との組み合わせで姿勢や操作のしやすさを見ることが大切です。
短時間では分からないこともあるため、痛みや姿勢の崩れが出ないか、普段の動作や介助に支障がないかも確認します。
試用やフィッティングについては、医師、理学療法士、作業療法士、義肢装具士、補装具業者などへ相談してください。
骨盤や体幹、頭部、脚を含めた調整については、大人の車椅子シーティングで確認するポイントでも詳しく紹介しています。
私が実際に使った3種類のクッション
ここで紹介する内容は、同じ条件で3製品を比較したものではありません。使用した時期や場所、車椅子、身体の状態が異なる、私自身の使用体験です。
ROHO|OXと同時に選んだエアクッション
私が初めて補装具費支給制度で作った車椅子は、OXのセミオーダー車椅子でした。ROHOも、その車椅子と同時に選びました。
ROHOは、複数のエアセルと空気調整用のバルブを備えたクッションです。
私が使用していたときも、ROHO専用ポンプを使ってあらかじめ空気量を調整してから使用していました。空気量は座り心地や姿勢にも影響するため、身体や車椅子に合わせた調整が大切です。


私はOXとROHOは同時に選びましたが、交付後に実際に合わせてみると、OXの座幅がROHOより狭く、無理に押し込んでも座面にはきれいに収まりませんでした。
そのため、ROHOは主に車へ移乗したときに、助手席へ敷いて使っていました。
ROHOに座ると、私の身体は沈み込んでも安定しにくく、体幹がぐらつくように感じました。ただし、この感覚にはROHOの空気量だけでなく、私の身体の状態や使用した座席など、複数の条件が関係していたと考えています。
VARILITE Solo|OXで使っていたクッション
OXの車椅子では、VARILITE Soloを使用していました。
VARILITE Soloは、フォームと空気を組み合わせたクッションです。PSV(Pressure Setting Valve)によって、座った状態で設定を調整できます。
ただし、私は腕を座面前方まで伸ばすことができません。バルブへ手が届いたとしても、指先の力が弱いため、自分で回して調整することはできませんでした。そのため、調整は介助者や専門職にお願いしていました。
調整機能が付いていても、使用する本人が自分で操作できるとは限りません。クッションを選ぶときは、誰が日常的な調整や確認を行うのかも決めておく必要があります。

Soloは私には硬く感じ、座っていると臀部に痛みが出ました。当時はほかに使えるクッションがなかったため、痛いと思いながらも使い続けていました。
また、OXは自走するときにハンドリムへ手が届きやすいよう、座幅をかなり狭く作っていました。Soloも座面にすっぽり収まっていたわけではなく、狭い座面へ押し込むようにして使っていました。そのため、クッションの硬さだけでなく、車椅子との寸法の組み合わせも痛みに影響していた可能性があります。
ケープのデュオジェルクッション|作業療法士の提案で使い始めた
OXの車椅子は、最初の1年ほどは自分で漕いでいましたが、その後は自分で漕ぐことが難しくなり、1年弱はほぼ介助式車椅子として使っていました。
その後、ポルテの助手席が電動車椅子として使えるようになり、Soloの使用もこの時点で終わりました。ポルテとの出会いや、再び外出できるようになるまでの経緯は、ポルテとの出会いを紹介した記事で詳しく紹介しています。
その後、ポルテの助手席電動車椅子に座るようになると、車椅子の座幅に収まるかどうかを気にせず、クッションを置けるようになりました。
選べるクッションが増えた一方で、私はどれが身体に合うのか分からなくなりました。そこで、当時訪問リハビリで担当してくれていた作業療法士が提案してくれたのが、ケープのデュオジェルクッションでした。
デュオジェルクッションは、シリコンジェルとウレタンフォームを組み合わせた商品です。製品の構造については、ケープ「デュオジェルクッション」公式製品ページでも確認できます。
私の身体や座り方には、ROHOで感じた体幹の不安定さや、Soloで感じた臀部の痛みがありませんでした。このデュオジェルクッションが合っていました。
今も、デュオジェルクッションを交換しながら使い続けています。新旧のデュオジェルクッションを比較した写真は、次の章で紹介します。
公費負担の対象や自己負担額は、クッションの種類や申請内容などによって異なります。公費での支給を希望する場合は購入前に確認し、自費で購入する場合は以下の商品リンクで価格やサイズをご確認ください。
3種類を使用した結果
次の表は、私自身の使用結果を整理したものです。製品の性能や優劣を比較する表ではありません。
| 使用したクッション | 使用した場所 | 調整・管理 | 私が感じたこと | 使用結果 |
|---|---|---|---|---|
| ROHO | 主に車の助手席 | ROHO専用ポンプで使用前に空気量を調整 | 私の身体では体幹が安定しにくかった | 使用終了 |
| VARILITE Solo | OXの車椅子 | 介助者や専門職がPSVを調整 | 私には硬く、臀部に痛みが出た | OXの使用終了に伴い使用終了 |
| ケープのデュオジェルクッション | 車載搭載の電動車椅子 | 日常的には、上からジェルを均して形を整える | 体幹が安定し、臀部の痛みが出なかった | 交換しながら継続使用 |
現在の私にはケープのデュオジェルクッションが合っている
デュオジェルクッションの構造
ケープのデュオジェルクッションは、シリコンジェルとウレタンフォームを組み合わせた構造です。左右の大腿部側で荷重を受けるU字構造については、デュオジェルクッションの製品カタログでも確認できます。
私が使い続けている理由
私が痛みや傷を起こしやすいのは、主に右の座骨周辺です。クッションに座れば、その部分はどの製品でも表面に触れるため、中身が空気でもジェルでも、結局は痛くなるものだと思っていました。
実際に、ROHOとVARILITE Soloでは右の座骨周辺に痛みが出ました。そのため、デュオジェルクッションを使い始めたときも、私は同じように痛くなるだろうと思っていました。
ところが、デュオジェルクッションでは右の座骨周辺に痛みが出ませんでした。私自身も期待していなかった違いだったため、私は2012年、2021年、2024年と同じ製品を交換しながら使ってきました。今でもこのクッションを使えていることをうれしく感じています。
毎日使っていると、クッションの変化には気づきにくいものです。新しいクッションと長く使ったクッションを並べて、初めて形や状態の違いに気づきました。
デュオジェルクッションを新旧で比べて分かった変化
2021年に新しいデュオジェルクッションが支給されたとき、2012年から使っていたクッションと並べて写真を撮りました。毎日使っている間は気づかなかった違いが、新品と比較することで見えてきました。
写真はすべて、左が2012年支給品、右が2021年支給品です。2012年支給品は約8年間使用し、2021年支給品は支給直後の新品です。現在使用している2024年支給品ではありません。
カバーを付けた状態で全体を比較
まず、カバーを付けた状態で斜め上から撮影しました。写真では、クッション前方が手前側です。

同じ製品ですが、左の2012年支給品と右の2021年支給品では、全体の形やふくらみ方が違って見えました。
真上からカバーの状態を比較
次に、カバーを付けたまま真上から撮影しました。この写真も、クッション前方が手前側です。

左の2012年支給品には、カバーの色あせや表面のでこぼこが見えます。ただし、カバーを付けた状態では、内部のウレタンやジェルがどのようになっているかまでは分かりません。
新品と比べて内部の変化に気づいた
カバーは洗濯のために何度か外していましたが、古いクッションだけを見ていると、少しずつ進んだ変化には気づきませんでした。新品と並べて真上から比較したことで、ウレタンやジェルの見た目がこれほど変わっていたことを初めて実感しました。
カバーなしの写真は、カバーありの写真と前後の向きが逆です。写真の奥側がクッション前方、手前側が臀部側です。左右は変わらず、左が2012年支給品、右が2021年支給品です。

左の2012年支給品では、ウレタンの色や臀部側のジェルの状態が、右の2021年支給品とは異なって見えます。また、私の右座骨が当たる側には、凹みがあるように見えました。
私は右臀部が落ち込みやすく、右座骨周辺に痛みや傷が出やすいのですが、この凹みと身体の状態との因果関係は確認できません。写真から確認できるのは、色や形、表面状態の違いです。
斜めから見ると反り返りが分かった
カバーを外した状態を斜め上から見ると、真上からの写真では分かりにくかった全体の形も確認できました。この写真も、奥側がクッション前方、手前側が臀部側です。

左の2012年支給品は、右の2021年支給品と比べて薄く、全体が反り返って見えます。交換時に触れたときにも違いを感じましたが、写真や私の感触だけで素材の硬化や性能低下を断定することはできません。
私は毎日デュオジェルクッションを使っていましたが、少しずつ変わっていく形には気づいていませんでした。新しいクッションと並べたことで、カバーの外から見るだけでは分からない変化があると知りました。
この比較をきっかけに、外観に大きな破損がなくても、ときどきカバーを外してクッションの形や状態を確認することが大切だと考えるようになりました。
感覚が少ない・ない場合に確認してほしいこと
私には臀部の感覚があり、衣服のしわだけでも痛みを感じることがあります。そのため、痛みや違和感があれば介助者へ伝えられます。
それでも、毎日使っているクッションが少しずつ変化していくことには気づきませんでした。
本人が痛みに気づきにくい場合は、目で見て確認する
臀部の感覚が少ない・ない場合は、圧迫や衣服のしわがあっても、本人がその変化に気づけないことがあります。
そのため、家族や介助者は、衣服のしわ、皮膚の赤みや傷、姿勢の崩れ、クッションの向きや形を目で見て確認することが大切です。
皮膚の赤みや傷、腫れ、痛みなどがある場合は、クッションだけの問題と決めつけず、医療・リハビリの専門職へ相談してください。
車椅子用クッションを点検するときのチェック項目
私が新旧のデュオジェルクッションを比較して気づいたことをもとに、普段の点検で確認したい項目をまとめました。
外観に大きな変化がなくても、毎日使っていると少しずつ形が変わっていることがあります。日頃から身体の変化とあわせて確認することが大切です。
外観を確認する
まずはカバーを付けた状態で、普段と違うところがないか確認します。
- 前後・表裏が正しいか
- カバーに伸び、破れ、縫い目のほつれがないか
- 表面に以前と違うでこぼこや凹みがないか
- 滑り止めが傷んでいないか
必要に応じてカバーを外して確認する
カバーを外せるクッションは、定期的に内部の状態も確認してみましょう。
- 左右で高さや沈み込み方に違いがないか
- 全体に反り、浮き、ねじれがないか
- ウレタンにつぶれ、変形、変色、触感の変化がないか
- ジェルに偏り、漏れ、形や表面状態の変化がないか
- エアクッションはセルやバルブ、空気量を取扱説明書に沿って確認する
- 調整機能付きクッションは、調整部が正常に動作するか確認する
座ったときの身体の変化を確認する
クッションだけでなく、身体や座り方に変化がないかも大切な確認ポイントです。
- 以前より身体の傾きや前滑りが増えていないか
- 座り直す回数が増えていないか
- 臀部や座骨周辺に痛みや違和感が出ていないか
- 皮膚に赤みや傷などの変化がないか
- 足台、ひじ掛け、背もたれ、ハンドリムとの位置関係が変わっていないか
- 以前より底付き感や沈み込み方の変化がないか
| 毎日使う車椅子用クッション点検チェックリスト |
|---|
| ☐ 前後・表裏を間違えていない |
| ☐ カバーに伸び・破れ・ほつれ・滑り止めの傷みがない |
| ☐ 表面のでこぼこや凹みが以前より目立っていない |
| ☐ 左右で高さや沈み込み方に差がない |
| ☐ 全体に反り・浮き・ねじれがない |
| ☐ ジェルに偏り・漏れ・表面状態の変化がない |
| ☐ ウレタンにつぶれ・変形・変色・触感の変化がない |
| ☐ エアクッションはセル・バルブ・空気量を取扱説明書どおり確認した |
| ☐ 調整機能付きクッションは調整部を確認した |
| ☐ クッションが正しい位置に設置されている |
| ☐ 座ったときの痛み・傾き・座り直しが増えていない |
| ☐ 皮膚に赤み・傷などの変化がない |
このチェックリストは自己診断のためのものではありません。気になる変化がある場合は自己判断で使い続けず、医療・リハビリの専門職や補装具業者へ相談してください。
交換時期は年数だけで決めず、身体とクッションの変化を見る
車椅子用クッションは、破れたり完全に壊れたりしたときだけ見直すものではありません。
以前より姿勢を直す回数が増えた、長く座っていられなくなった、痛みや違和感が出るようになった場合は、身体の状態とあわせて、クッションのへたりや変形も確認します。
破損がなくても相談してよい
クッションの変化は少しずつ進むため、毎日使っている本人ほど気づきにくいことがあります。
痛みや姿勢の崩れ、皮膚の変化、座り直す回数の増加、クッションの凹みや反りなどは、点検や相談を考えるきっかけになります。
身体の変化もあわせて確認する
以前は合っていたクッションでも、姿勢、体重、筋力、関節の動き、生活環境などが変わると、合わなくなることがあります。
原因をクッションだけに決めつけず、医師、理学療法士、作業療法士、看護師、義肢装具士、補装具業者などへ相談してください。
クッション以外も含めて姿勢が崩れる原因については、車椅子で座位保持が困難になる原因でも紹介しています。
デュオジェルクッションの支給・交換履歴
私がデュオジェルクッションを交換してきた時期をまとめました。支給の間隔は、一般的な交換時期を示すものではありません。
| 回 | 決定通知日 | 記事内での位置づけ |
|---|---|---|
| 1回目 | 2012年11月22日 | 新旧比較写真の左側「2012年支給品」 |
| 2回目 | 2021年2月4日 | 新旧比較写真の右側「2021年支給品」 |
| 3回目 | 2024年12月3日 | 現在使用中のデュオジェルクッション |
現在使用中のクッションを約1年8か月使った状態
次の写真は、3回目の申請で支給決定となり、現在使用しているデュオジェルクッションです。2026年7月29日に、車椅子へ載せたまま真上から撮影しました。
撮影前には、クッションの表面を手で均してもらっています。

表面を均してもらったあとでも、私の右座骨付近にあたる側は、左側よりカバーのシワや凹凸が強く見えます。
現時点で、すぐに修理や交換が必要だと判断しているわけではありません。ただし、左右差、座りにくさ、痛み、沈み方の違いが気になる場合は、補装具業者や担当の専門職へ相談してよいと思います。
公費負担があっても、費用が交換の判断に影響する
私の場合、2024年の交換では公費負担とは別に、座クッションの基準超過額として13,500円を支払いました。そのため、まだ使用できる状態であれば、身体の状態だけでなく費用面も考えて申請の時期を判断しています。
公費負担の対象となる項目や金額は、クッションの種類、素材、申請内容などによって異なります。詳しい制度や私の申請例は、別の記事で整理して紹介する予定です。
なぜ今のクッションを使っているのかを知っておく
本人や家族がクッションの選定理由を知っておくと、日常の点検や、身体に変化があったときの相談に役立ちます。
Soloを10年以上交換していない利用者の例
写真や動画の撮影に協力してくれている成人男性のOX車椅子ユーザーは、VARILITE Soloを使っています。本人からは、臀部などの感覚はなく、プッシュアップはできると聞いています。
以前、私が「なぜSoloを使っているの?」と尋ねたときは、「分からん、これを勧められたから」と答えていました。さらに交換の間隔を尋ねると、OXを購入したときから同じSoloを使い続けており、10年以上交換していないことが分かりました。
交換していない理由の一つは、クッションが高額だからとのことでした。本人はSoloについて「4~5万円はする。今はもっと高くなっているかもしれない」と話していました。
10年以上使用していることは、10年以上交換しなくても問題がないという意味ではありません。痛みを感じにくい場合や、高額で交換をためらう場合は、クッションの変化を見過ごしやすくなることがあります。
カバーの内側やクッションの形、座ったときの姿勢、皮膚の状態を、本人だけでなく家族や介助者、専門職と一緒に確認することが大切です。
選ばれた理由が分かると、確認する点も分かる
クッションが何を支えるために選ばれたのかが分かれば、姿勢、皮膚、空気量、移乗など、日常的に確認したい点も整理しやすくなります。
身体や生活環境が変わったときにも、本人や家族、介助者が専門職へ相談する内容を共有しやすくなります。
選ばれた理由が分からない場合は、専門職や補装具業者へ確認してみるのも一つの方法です。
今のクッションは、何を支えるために選ばれたのか。
身体や車椅子に今も合っているか、誰が調整や点検をするのか、変化があったときの相談先も確認しておきましょう。
まとめ|身体と車椅子に合うクッションを選ぶ
私はROHO、VARILITE Solo、ケープのデュオジェルクッションを使ってきました。同じクッションでも、身体の状態や車椅子、使う場所によって座り心地は変わります。
現在の私にはデュオジェルクッションが合っていますが、すべての人に同じ結果が当てはまるわけではありません。価格や人気だけでなく、実際に使う車椅子で試し、身体や生活に合っているかを確認することが大切です。
また、クッションの変化は本人にも気づきにくいことがあります。姿勢や皮膚、痛み、クッションの形や向きに変化があれば、家族や介助者とも確認し、必要に応じて専門職や補装具業者へ相談してください。
クッションを選ぶときも、使い続けるときも、なぜこのクッションが必要なのか、今も身体や車椅子に合っているかを確認していきましょう。
クッションは、車椅子へ乗り移ったときに最初に身体が触れ、その後もずっと身体を支えてくれるものです。
身体の状態や過ごし方とともに、必要な支え方も変わっていきます。
だからこそ、クッションは単なる付属品ではなく、自分の身体とともに変化していく「身体の一部」ともいえるのではないでしょうか。
そのような存在として、自分の身体にフィットするものを探してほしいと思います。
この記事は、車椅子を24年間使用している筆者が、ROHO、VARILITE Solo、ケープのデュオジェルクッションを実際に使用した経験をもとに執筆しています。公費負担の対象や申請方法は条件によって異なるため、詳しくは自治体の窓口や補装具業者へご確認ください。


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