日本でもラグビー人気が高まってきましたね!
ハンディを抱える障害者のパラスポーツ競技にも車椅子ラグビーがあります!
車椅子ラグビーは、通常のラグビーと一番違う点はボールにも勿論ルールにもあります。
車椅子ラグビー、車いすバスケ、車椅子テニスともに、オリンピック競技となる車椅子がつかない通常スポーツとのルールが違うのが車椅子スポーツですね。
車椅子テニス競技をとってみるとテニスの車椅子バージョンだと思えます。
その点、車椅子ラグビーは、健常者のラグビーとまず違うことがボールの形から、さらにはルールもまったく違うんですよね。
車椅子ラグビーのボールの特徴や反側行為、ややこしいルールの概略を紹介しますね。
車椅子ラグビーのボールと特徴
車椅子ラグビーで使用するボールは特徴的で、一般のラグビーボールとは異なります。
どちらかというとバレーボール5号球を基に開発されたので、見た目はバレーボール球です。
車椅子ラグビーの一番の特徴は、ラグビーだけではなく、バスケットボール、バレーボール、アイスホッケーなども組み合わせた総合的な競技となっており、バスケットボールと同じ大きさのコートで行うことです。
車椅子同士が激しくぶつかり合うシーンが多いのも特徴で、マーダーボール(殺人球技)という呼び名もあるのです。
殺人球技なんて、ちょっと迫力にあふれすぎていて怖いくらいですよね、ただそれくらいエネルギッシュにあふれ選手たちの本気度が伝わります。
もちろんそれにあわせて競技用車椅子も、車椅子ラグビーは特に強度のある専用の車椅子を使用します。
車椅子ラグビーのルールを簡単に説明
車椅子ラグビーのルールを簡単に説明しますね。
第1と第3ピリオド終了後は2分間、第2ピリオド終了後は5分間のインターバルがあります。
いわゆる前半が第1ピリオドと第2ピリオドで構成されて、その間はハーフタイムで5分間の休憩がある。
そして、後半の代3ピリオドと代4ピリオドで終了です。
ここが、通常のラグビーと違う点ですよね。
ラグビーといえば、前方へのパスは反側行為になりますが、車椅子ラグビーでは反側にはなりません。
ただし、一度センターラインを超えてから、センターライン内の自陣(バックコート)に戻すことはできません。
こういったことは、バスケットボールなどのルールに似通っていますね。
車椅子ラグビーで反側行為
車椅子ラグビーの反則行為は主に次のものがあり、相手チームにボールの所有権が移ります。
ペナルティーが科せられた選手は、ペナルティーエリア(コート外)で1分もしくは相手チームがトライを決めるまでといったルールも存在します。
まとめ
車椅子ラグビーはボールがまん丸いのが特徴というのもフットワークができないスポーツなので当たり前だなと納得しますよね。
車椅子ラグビーのルールは少し通常のラグビーがやっと分かって来たルールと違い難しい感じがするかもしれませんが、車椅子ラグビーの反側行為を覚えると簡単で面白さが倍増しますよ。
反側行為といっても、反則の正式名などを覚える必要は無く、何をすればファールになるのかが分かるだけで大丈夫。
車椅子ラグビーは、特殊な車椅子を巧みに操るボールの奪い合いや身体を張った献身的なプレー、車椅子がぶつかり合う車椅子ごと身体をはったタックルが見どころです。
どこからあんなパワーが出てくるのか、こちらにまでパワーが貰えるようなプレーを是非楽しんでくださいね。
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